知的財産管理技能検定1級(特許専門業務)対策に使用した参考書や資料

知的財産管理技能検定

こんにちは喜至です。

これまで知的財産管理技能検定1級(特許専門業務)について受験する意義やテストの傾向について解説してきました。
 
今日は前から宣言していた知的財産管理技能検定1級(特許専門業務)の受験で資料した参考書や資料についてまとめていきます。
 

知的財産管理技能検定1級(特許専門業務)対策の市販参考書

<特許法>

傾向分析の記事でもお伝えしましたが、網羅性の高い弁理士試験用の参考書の購入をお勧めします。こちらの書籍は特許法について詳細に、図を使って分かりやすく解説しているだけでなく、判例の解説や実務上のトピックスなども豊富です。
知的財産管理技能検定対策としてだけでなく、実務でも必携の一冊となっています。
新規性喪失の例外規定の改正に対応していないので、その点だけ注意が必要です。

<米国特許法>

こちらは米国における特許出願に関する実務の解説書です。特許法でも紹介した経済産業調査会より発行されている知的財産実務シリーズの一つです。「解説特許法」と同じく網羅性はピカイチです。さらに用語の索引だけでなく判例の索引もあるので、過去問にでてきた判例を調べる際にも重宝しました。知的財産管理技能検定の参考書としては十分すぎる内容になっています。しかし、タイトルの通り「出願実務ガイド」となっているため、特許権侵害や訴訟についての内容がありませんでした。

そこでさらにこちらの参考書を買い足しました。こちらには出願手続きから特許権侵害や訴訟まで幅広くカバーされていました。知的財産管理技能検定という広く浅い出題傾向から考えるとこちらの方が学科試験対策としては向いているかもしれません。
米国出願の実務を行っている方や行う可能性のある方は両方を購入、試験対策だけなら「アメリカ特許法実務ハンドブック」だけを購入してもいいと思います。

 

<PCT>
こちらの書籍では特許協力条約(PCT)の実務について詳しく解説しています。さらに欧州、米国、中国、韓国の主要な特許制度についても軽くですが解説しています。各国の特許制度の解説は内容が深くないので、知的財産管理技能検定の対策としてはPCTについての参考書として使用した方がいいかと思います。PCTに関する内容は知的財産管理技能検定に出てくる出題範囲をしっかりとカバーされていますし、PCTは実務においても頻繁に利用するのでこちらも実務において必携の参考書といっていいでしょう。
 
<中国特許法>

またまた経済産業調査会の書籍になります。回し者ではありませんよ笑

やはり網羅性を考えると知的財産実務シリーズになってしまうんです。こちらの本は出願から特許権の行使、訴訟まで幅広くカバーしているので試験対策だけでなく実務でも役立つこと間違いなしです。しかし、知的財産管理技能検定対策という用途に絞った場合、かなりオーバースペックな本でもあります。というのも、中国特許法はほぼ毎年出題されていますが、1問のみで内容も権利行使や訴訟といった深い内容まで出題されていません。出題内容は出願手続きが大部分ですのでもう少し内容の薄い本でも十分だと思います。私は実務で必要なので買いましたが・・・。

 
<民法・民事訴訟法>

こちらの書籍は一冊当たり150ページ程度とさらっと読めてしまう分量になっています。内容は知的財産管理技能検定で出題される範囲を効率よくカバーしていると思います。なにより民法や民事訴訟法に触れたことがない人にとって分かりやすい平易な文章がうれしいです。AmazonではKindleで購入できますし、Kindle
Unlimitedに加入していれば読み放題でも読むことができます。しかし、特許を軸として民法、民事訴訟法を解説しているわけではないため、過去問を解きながらネットで情報を収集したり別の書籍で足りない内容を補完する必要があります。わたしは知的財産管理技能検定2級の教材とネットで補完しました。

<特許情報・調査>

こちらの書籍は先行技術調査やクリアランス調査の手法について詳細に解説した、かなり実務よりの特許調査のノウハウ本になります。一応、試験範囲をカバーしていますが、知的財産管理技能検定ではFIやFターム、CPCなどの特許分類について出題されることが多い印象ですので検定試験のストライクゾーンにぴったりはまっているわけではないような気がします。もっと適した本があれば教えて下さい笑
実務で使用するには良書です。
 
長いので記事を2つに分けます。続きはこちら。

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