異業種への転職【+αのスキルを持つ】

転職
こんにちは、喜至です。

 

みなさんは転職を考えたことがあるでしょうか?

 

転職を狙って身につけたものではないですが、私はメーカーでの製品開発経験の他に+αとなるスキルを持っており、そのスキルが異業種でもつかえる汎用的なスキルだったことも大きな要因だったかと思います。
 
【異業種へ転職できた要因 +αのスキル】
私は知的財産(特許)に関するスキルを持っており、一時期は会社の知財管理、権利化業務を1年弱行いました。
当時の勤め先では知財に対して何の対策や戦略を持っておらず、製造業でこの状況は致命的なのでは?と危機感を持つきっかけになりました。
なので仕事として知財業務から離れた後も自分で勉強をつづけ、知的財産管理技能検定などの国家資格を取得していました。
 
知的財産はどの業界でも製造業であれば必要不可欠ですので、スキルや知識を横展開しやすいアピールポイントとなりました。国家資格を所有していることもある程度の知財スキルを担保するアピールポイントになったと思います。
 
また、開発職の人は技術や製品を作り上げることにやりがいを見出す人はいても、特許については無関心だったり、出願件数のノルマなどに追われて特許に対して嫌悪感を持っている人が多いです。
私は開発職として特許出願を多数行うだけでなく、独自に特許調査→出願戦略を練ることもできたため、開発職+知財職のスキルセットをもつ人材は希少価値となったようです。
 
転職先が大手で知財のリテラシーが高く、知財に明るい人材を求めていたこともプラスポイントでした。知財のトラブル(特許侵害訴訟など)は高額の賠償金が望める大手企業がターゲットとなることが多いためです。
 
実際に面接に備えて転職先の出願状況をまとめたパテントマップを紙資料で持っていき、説明を行いました。さらに自分の考える特許戦略を希望部署の部長とディスカッションし、大いに盛り上がりました笑
 
そのかいあってか面接終了後、15分で一次面接合格のお電話をいただきました。
(これにはエージェントさんも驚いてました)
 
このようにどこでも通用する汎用性の高いスキルを持っておくと心強いと思います。
英語なんかはその筆頭ですよね。(私は苦手ですが)
研究開発職は活躍するのに専門性を高める必要がありますが、自分の会社に関係するスキルのみに勉強のリソースを費やしてしまうと転職の時に選択肢が狭まります。若手の研究開発職の方はこういった視点も持ちながらスキルアップしていくといいと思います。
 
 
 

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