こんにちは、喜至です。
みなさんは転職を考えたことがあるでしょうか?
私ごとですが、先日転職の面接を受けた企業から内定をいただきました。
転職先は現在と同じ製造業ですが化学→機械系への異業種となります。
【異業種へ転職した理由】
新しい分野にチャレンジしたくて!みたいなポジティブな理由じゃありません笑。
田舎ですと中々同じ製品、分野を扱っている会社がなく、転職=異業種への転職 になりやすい。それだけです笑。
転職エージェントに登録しての転職でしたが、県外まで転職範囲を広げれば同業種の競合他社からかなりの数のオファーがきました。
他に考えたこととしては成長性がある業界かということくらいですね。履歴書のテンプレートである「貴社の将来性」とかいうやつです。面接する側からするとテンプレートと感じるかもしれませんが、転職する側からみれば本当に大切なことだったりします。
転職前の職場は新興国企業の台頭で次々に日本企業が撤退を始めている業界でした。こういった業界では環境的な要因で努力が成果に結び付きにくく、閉塞感がただよってました。
ところで、異業種への転職って自分が築き上げてきたバックグラウンドを失うイメージがあって無理筋な感覚があります。
職場で行っているタスクのようなミクロな視点で考えるとそう感じてしまうけど、もう少し全体的なマクロな視点で考えると共通点が見出せますよって話をしようと思います。
私はそれで転職できました。
【異業種へ転職できた要因】
私は開発職をしていたのですが、転職先の職種はその経験が活かせる職種でした。
純粋な開発職ではありませんが、それに近い職種です。
なので面接では現職でも転職先でも共通するポイントをアピールしました。
業種や製品が違えどシーズの研究から製品の量産化までの大まかなステップは変わりません。私は現職で研究→量産化までのステップを一通り経験しており、実際に世に出た製品もあります。よって専門知識のカバーさえできれば経験を活かせるということをアピールしました。
例えば、製品開発は試作サンプルを作製し、客先で評価してもらうというステップがあります。評価がクリアできなければ、客先とディスカッションをしながら、どこをどう改善すればいいのかを考え、次の試作に反映させます。このように分野や業種が違えど、俯瞰でものごとを考えれば共通している点が浮かび上がります。
開発を進めるには専門知識が必須となりますが、私の場合は開発の全体像がすでに経験としてあるので逆にいえば専門知識を補充できれば開発できるというわけです。
つづく
コメント