【3話】中小企業の研究開発職である私が転職を考えたきっかけ

仕事

こんにちは、喜至です。

皆さん転職を考えた事はあるでしょうか?
 

私はほぼ毎日、考えていました 笑

 
私は中小企業のメーカーで研究開発職を8年やりました。
 
私と同じようなキャリアを進みそうな学生やすでに踏み込んでいる若者に対して、リアルな経験と転職に至るまでのステップをお伝えしていきたいと思います。
 
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研究開発職のデメリット
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【①納期のプレッシャーがやばい】

お仕事として、基本的に世の中にないもの、作ったことがないものを作り上げます。

 
しかも大手や大学でやっている基礎研究と違って、期限が短いことが多いです。
 
だいたいお客さんと打ち合わせしてから1ヶ月とかで試作品もってこいとか普通にあります。
 
特に海外のお客さんとかはこちらの事情を考慮してくれない事が多いです。
 
ある程度つくれる目途があって作り始めると、設備のトラブルとか予期しない障害が見つかってアワアワします(((( ;゚д゚)))
 
交代勤務しながら24時間試作を行う時とかしょっちゅうでした。
 
上手く行かないと上司も機嫌が悪くなり、ミーティングで詰められます。
 
上司「なぜできないのか?事前にあれをやっておけばよかったんじゃないか?ちゃんと考えてやってるのか?」
 
僕「はい・・・、はい・・・」
 
こんな感じで公開処刑されます(;´Д`)
 
毎朝会社に行くのが、分析結果をみるのが嫌で嫌でしょうがなかったです。かなりの毛根が死にました。
 
余談ですが、研究開発職の人は頭髪の薄い人や肌が汚い人が多いですね。ストレスでしょうか・・・
 

【②ただ作れただけではだめ】

商売である以上、採算がとれる製品をつくらなければ意味がありません。

 
「これまでにない特性がでました!でも原料に金を大量に使います!」
 
とか話になりませんよね?
 
ですが、製品を安く作るにはたくさんの前提条件、安く作ろうとするといろんな障害にぶつかります。
 
・製造に使用するで適用できる条件、工程である必要があります。
  →新しくプラントを作るとその分製品価格にONしなければなりません。
   したがってすでにあるプラントで量産化するケースがほとんどです。
・安全に配慮した条件、工程にしなければならない
  →安全に配慮するとだいたい設備から手を加えるので製品価格は上がる方向ですね
・生産性を上げようとするとそもそも仕様を満たすことができない
・品質が安定する工程や条件じゃないと量産化できない
・現場(製造部)の人の作業性
・法規制 etc、etc・・・
 
ここまでやって製品を作り上げても、「中国のメーカーの方が安いからやっぱそっちで買うわ」
 
とか言われます。(゚∇゚ ;)エッ!? (゚ロ゚;)エェッ!?

「ちょっ、待てよ!」
 
ってなりますね。




 

【③専門性が高すぎてつぶしがきかない】

専門性を高めないと仕事になりません。がっ、それは諸刃の剣。

 
しかも高める専門性がその会社でしか使えないような技術、専門知識であることが多いんですよね。
 
転職の際、私の研究開発職の専門性がマッチする企業は県内では皆無でした。
(だから異業種に転職せざるを得なかった・・・)
 
県外で競合の会社からのオファーがポツポツ来ることはありましたけどね。
 
なので人材としての市場価値がかなり小さく、キャリアが狭まります。
 
研究開発職をやるのであれば市場価値を高めること、汎用的なスキル、知識を身につける事を忘れない方がいいです。
(私は知財スキルを磨きました)
 
その会社では最強でも転職を余儀なくされたらどこも拾ってくれないなんてことになりかねません。
 
 
 
 
と、かなり研究開発職についてネガティブなことを書きましたが、決して「研究開発職になるな!」と言っているわけではありません。
 
研究、開発、ものづくりが楽しくてしょうがない!ってひとは少数ですが確かにいますし、ライフワークバランスを重視しないなら充実感もあるでしょう。
(わたしはワークライフバランスを求める人間だと就職してから知りました)
 
ここに挙げたのは私の体験ですし、大手や大学などではもっといい環境で研究ができるかもしれません。
 
私が言いたいのは中小企業の研究開発職になるには自分の適性と情熱(結局これが大切)がマッチしてるかをよく考えて就職してください。
 
もうこの状態になって苦しんでる在職の方は転職なり異動でセカンドキャリアを構築しましょう 笑
 
中小企業に勤めるデメリットを下の記事で説明してます。
 
 




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