お疲れ様です、喜至です。
皆さんは会社から適正に評価をされていて、適切な量の業務を割り振られていますか?
私が前に勤めていた会社はいわゆる「真面目な人が損する会社」でしたね。
成果にコミットせずとも昇進できてしまう社内風土のため、仕事ができる人は転職で会社を去り、無能な人が残って年々人の質が下がっていく。
そうなると業績がだせなくなり、会社の業績も右肩下がり、倒産寸前まで傾きました。
こんな感じの会社に入社してしまうと自分の将来に暗雲が立ち込めること間違いなしです。
そこで今回は私の経験上で「真面目な人が損する会社」の特徴を紹介します。
若手社員のうちに会社に見切りをつけるための判断材料として、参考になればと思います。
仕事しない人が普通に存在している
日中、たばこ休憩所にずっとたむろしていたり、人と雑談ばかり、堂々と寝ている人がいる 笑
職場で寝てる人が現実にいるとか、入社当初は衝撃を受けましたね。
しかも上司や部長ですら注意をしない。
(なんでも社長のゴルフ仲間らしいです)
こんな非常識な人間を野放しにしている会社はまともな会社じゃありません。
残業が評価される
古い体質の会社ですと夜遅くまで残っていること自体が評価されてしまったりします。
例え日中に喫煙所にこもり切りでも遅くまで残っているもの勝ち。
さらに上司まで残業大好き人間ですと、遅くまで残ることで「苦楽を共にした仲」みたいな感じで一目置かれちゃったりします。
成果が同等でも上司の「人情補正」によって評価を得てしまいます。
実際は同じ成果なら人件費の低いほうを評価すべきなんですけどね・・・( ^ω^)
昇進・昇格規定が機能していない
「評価が偏差値60以上」、「TOEIC ○○点以上」、「後輩、部下を育成した経験」、「実験レポート」、「特許出願数」などなど、昇進の条件が規定には明記されているにも関わらず、基準を満たしていなくとも上司の一存で昇進・昇格をしてしまう。
これはホントに最悪でしたね。
管理職や監督職に必要な能力を持たずに昇進・昇格をしてしまうことで「無能指揮官」を量産してました。
現場の人間が振り回され、疲弊しますし、なにより規定通りに能力を身に着けて昇進した人からすれば不公平以外のなにものでもありません。
さらにこういう悪習が優秀で能力の高い人材を喪失する後押しになってしまっていました。
変に人情に厚い風土
「彼は持病を持っているから」「彼女はお子さんを2人も抱えて頑張っているから」など、従業員の個人的な事情を考慮して評価に下駄をはかせる。
これは「平等と公平」を履き違えちゃってるパターンです。
個人的な事情で仕事を多く受け持つことができない、納期がある仕事ができない、出張などにいけない、これを肩代わりするのは「働ける社員」です。
仕事をした社員と仕事ができなかった社員の評価が同じでは不公平感がたまります。
例えそれが、避けようのない家庭の事情でも仕事の評価とは切り離すべきだと思います。
そして大抵の場合、「~でできない」が一度通じてしまうと、味をしめてどんどん業務を楽にしようとするケースが多いです。
真面目に仕事をする人はますます仕事が増えて、仕事ができない人はますます楽になるという悪循環が始まります。
成果が評価されない
おそらくこれが人材流出原因のトップではないでしょうか。
前の会社では会社の製品の7割を開発したスーパーエースの開発者がいましたが、製品を世に出したこともない後輩開発者に出世を追い越されているという信じがたい光景を目にしたことがありました。
エースを差し置いて出世した人は部長や役員のお気に入りで口だけ達者なタイプ、エースはどちらかというと真面目な職人気質の人でした。
技術力がないと生き残れない製造業でこういった光景を目にすると、努力が報われないことを会社が社員に示す形となり、真面目に研究開発を行うモチベーションが下がります。
結果、人材の技術者としての質が年々低下していき、会社全体の技術力の低下によって製品が作れなくなっていきました。
いかがでしたか?
結局、真面目な人が損する風土を形成してしまうと、会社も損をするんですよね。
新卒で入社した方たちも上半期が終わって会社の風土がわかってきた頃かと思います。
先輩や同期と情報交換しつつ、「この会社で努力し続けて本当に大丈夫か?」を考えてみてもいいと思います。
見切りをつけた場合は評価を度外視してスキルアップに集中して、さっさと転職しましょう笑
転職活動については次の記事を参考にしてください。
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